Myブームと思いついたことをぽつぽつと綴っております
たまっていた未読本のうち、借りているので早く読まないといけなかった『植物図鑑』(有川浩/著)を読みました。
『図書館戦争』シリーズより先に『阪急電車』を読んでましたが、それ以外の著書は未読で、「他にも読んでみたいな〜」と思っていたときに出版されたのが『植物図鑑』でね。
『ラブコメ今昔』も読もうかと思ってたのですが、『植物図鑑』の紹介文に惹かれこちらを読むことに。
でも、その紹介文もまるっきり勝手な方向で記憶してまして……。
以下、ネタバレになっていると思うので畳みます。
↓↓↓
その記憶というのも、「ある日女の子が男の子を拾うが、その彼は実は植物だった」というものでして、合ってるのは前半だけ。正確にはOLさんが妙齢の男性を拾うのでそこも微妙に記憶違い。
「彼は植物だった」というところに勝手に惹かれてまして、楽しみにしてたわけなんです。読んでいくと彼はいつまでたってもフツーの男性で、いつになったら「鶴の恩返し」みたいに正体を現すのかと、中盤くらいまでいらない情報をインプットしたまま読んでました。ある意味面白かったけど。
要は恋愛モノなんですけどね。
鈍感な女の子と、好意を匂わせない彼系です!
とてつもなく好きな設定(笑)。
特に、平静を装っていた彼が好意を顕にする=ベクトルがギューンと変わるあの瞬間がいい〜
゚・*:.。..。.:*・゜(*´∀`)。. .。.:*・゜゚・*そして今作もそれがある〜゚・*:.。..。.:*・゜(*´∀`)。. .。.:*・゜゚・*
そこまでなら単なるハッピーエンドだけど、彼は突然彼女の前から姿を消してしまうわけで。
もうそこからの展開に泣けて泣けて、久々にぼろぼろ泣いたというか。
私の涙腺はもとよりかなり弱いので、「何で泣けるの?」とよく突っこまれますから今回も「どこが?」と思われるかもしれませんが、私にとっては久々の「泣き本」でした〜。
気に入ったので何回も読み返しましたが、そのたんびにうるうるしてね。
おまけの彼サイドのお話もこれまた泣けて。・゚・(ノД`)・゚・。
誰も死なないお話で泣いたのは久しぶり!
最後も素敵な終わりかたで、特に彼がいいんだなー。
借りてたけど買うな。買う。
これ系好きな方にはオススメです!!
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